式場見学をはじめる前にやって良かったこと
式場決定までに特にやっておいて良かった、と思うことをいくつか。
私は式場が決定するまで、二か月かかりました。当初は何のこだわりもない、と思っており、1,2軒回るだけで終わるかな～なんて思っていただのですが、結局9軒回りました。そのうちの1軒には5回ほど足を運んだり・・・すぐに決まらなかった理由は、雰囲気が好みの式場が無かったから。一軒目にアンダーズを見学していれば、それで決まったのにな―。予約状況をしっかり見ておけばこんなに時間もかからなかったと思うんだけど。
以下に書くことはとっても当たり前のことだけど、これから式場を決める、という誰かの参考になれば願ってもないことであります。ちなみに順不同！
1. ゲストの構成・大体の人数を決める
結婚式には主に誰を招待するのか。親族中心なのか、友人もたくさん呼ぶのか、友人よりも仕事関係の人を呼ぶのか。結婚相手の希望は？などなど。それにより、結婚式場のカラーも変わってきます。
おおよその人数を決めておくことも必須。式場では、招待する人数に応じて会場が異なってきます。また、人数を決めておくと、自然と予算の想像もついてきます。少人数の親族中心ならば、割とお高い外資系ホテルでも手が届くことも。
2. 挙式日(大体)を決める
挙式日もあらかじめ決めておきましょう。できれば第4希望くらいまで。割引が効きやすい仏滅でも問題ないのか、両家ご両親にしっかり確認しましょう。そして何より、お互いにとって都合のいい時期ってなかなか無いものです。日程調整に関しては、きっとどちらかが折れる必要がありますが、そこはうまく着地点を見つけましょう。
3. 結婚式費用を、 誰がどれだけ払うのかを決める
超超、重要。
会場を探す前に、大体の予算と、誰がどれだけ支払うのかをきっちりと決め、両家ご両親とよく話し合いましょう。でないと当然ですが、後々もめます。お金のことは遺恨が残ります。私はこれで失敗しました・・・・
両親が結婚式代は出すよ、と言ってきたのですっかり安心しきっていた私。彼はもともと彼のご両親が支払う、とのことだったので、両家折半にしよう、と二人とも安心しきってお金の心配なく会場見学を進めていました。ところが後日、私の両親が折半はおかしい、男が多く払うべきだ、さらに、こちらは一銭も出さない、とごねて来たため、彼と相談の結果、両家両親には頼らず、二人で費用を支払うことにしました。結局決めかけていた会場をあきらめ、再度会場をめぐる羽目に。超タイムロスです。ただ、親の意見をそこまで尊重しなくてよくなったので、気持ち的にはだいぶ楽になりました。
4. 重要視するポイントに順位をつける
結婚式において、なにを重要視するのか。料理、会場内装、会場のネームバリュー、装花、ドレス、駅からの距離などなど・・・これは大体、式場のアンケートで聞かれます。なので、明確に伝えられるようにしておくと、その後の案内も効率的に受けられます。明確な順序が決まっていない場合は、プランナーさんにその旨を伝えましょう。慣れてる方なら、あちらから色々引き出してくれます。運ですが。
5. 見学したい式場の事前リサーチ
式場の公式ウェブサイトに載っている写真は、大抵盛りに盛られていて、実際見ると拍子抜けすることが多々あります。さらに、その式場での実際の結婚式のイメージが湧きにくかったりします。詳しい予算も書いてないし・・・そういった時こそインターネット！先輩花嫁さま方や、結婚式に招待された方々の意見が参考になります。インターネット大好き！
- 式場口コミサイトで予習：私は複数の口コミサイトを見てましたが、特に参考になったのは、みんなのウェディング。理由は、実際に式を挙げた人、下見だけ行った人、招待された人など、多方面からの口コミが載っているから。特に招待客からの口コミは参考になりました(駅から式場までの距離、トイレの広さ、式場内での移動距離など)。どの程度その口コミを真に受けるかは自分の判断になります。ただのいちゃもんなのか、まっとうな批判なのか、適当に見分けましょう。あと、このサイトでとっても参考になるのが、実際の見積もり。下見に行った方、式を挙げた方の見積書が載っているので、予算が具体的にイメージできます。
- 結婚式準備ブログ：口コミサイトで良さそうな式場を見つけたら、その会場で式を挙げた先輩花嫁方のブログを拝見。大体みなさま写真を貼ったりしてますので、さらにイメージがわきます。
6. ブライダルクラブに入会する
ゲストの人数・予算・重要視したいポイント、さらにイメージまで湧いたら、ブライダルクラブに入会しましょう。ブライダルクラブでは、上述の事項を伝えると、こちらはどうですか？など色々おすすめしてくれます。見学したい式場を伝えると、その式場の雰囲気がお好きでしたら〜、と他の式場も提案してくれます。ブライダルクラブだけの、お得なプランがあることもあります。試食付き見学会では、試食の割引がけっこう付くことがあるので絶対得です。
ブライダルクラブの何よりも良いところは、ブライダルクラブの方がその場で式場に連絡し、挙式希望日が空いているかを確認してくれます。さらに、式場見学の予約までしてくれます。自分で見学予約するのって結構めんどくさいです。さらに、実際見学に行って、説明を聞いて、挙式希望日が空いてないなんて時間の無駄です。会場を効率的に見学するには、大いに助かると思います。
ただ、希望の式場とブライダルクラブが提携してない場合があります。各ブライダルクラブはおそらくウェブサイトがあるので、そちらで事前に提携先の式場を確認しておきましょう。ちなみに、私がお世話になったのは伊勢丹ブライダルクラブです。
7. とりあえず、行ってみる
気になったらとりあえず行ってみましょう。式場はどこも千差万別で、見ていて楽しいです。さらに、色々なタイプのプランナーさんがいらっしゃるので、お話しするのも楽しいです(この人は新人だなあ、とか、ベテランの対応さすがや・・・とか思うことがたくさんあります)。
ばーっと思いつくままに書いてしまいましたが、こんなところかな。個人的には、式場めぐり当初からブライダルクラブに入会しておけばよかった、と後悔しています。
普段よりも少しおしゃれな服を着てホテルなんかに行くのは、いい気分転換になりました。帰りにお茶なんかしちゃって。一日3軒回った時は疲れたけど、今となっては良い思い出です。
これから式場を回る方に幸あれ〜★
初打ち合わせ【アンダーズ】
アンダーズに申し込みをしてから初めての打ち合わせ。会場を見学してもらおう、ということで彼のご両親にも来ていただきました。
担当の方と改めてあいさつをして、今後のスケジュールなどを教えてもらいました。この時もらったのがアンダーズのウェディングブック。
内容は、これから当日までの段取りや、披露宴のテーマ設定、ゲストの管理、親族のメイク・衣装 の予約などなど、これから必要なことが一通りカバーされていました。ゲスト管理はエクセルでやる予定なので使わないことも多々あると思っけど、これから何をする必要があるのかがわかって便利！外装も可愛いし、記念になりそう♡
希望をすればコンセプチュアルカウンセリングもしてもらえる(無料・担当の方と)、とのことだったので、その予約をして、彼のご両親と会場をもう一度見学してその日は終了。
その日は彼のお父様の誕生日だったこともあり、Tavernでバースデーディナーをいただきました。ディナーはコースで。乾杯の際、ホテルからシャンパンのサービスが！担当の方に今日は彼のお父様のお祝いなんですー、とちらっとお話ししてましたが、まさかこんなサプライズをいただけるとは・・・。嬉しかったです。お料理も美味しく夜景も綺麗で、改めてここで良かった！と思いました。
会場見学9 - Andaz Tokyo 【式場決定！】
アンダーズは行ってみたいと思っていたものの、新しいし、見学予約もいつも満席。きっとパレスホテル並みに埋まってるんだろうなあと思っていたため見学に行ってみようともしませんでした。
ところが、伊勢丹ブライダルクラブの方から「提携外ですが、お客様の雰囲気だとアンダーズが合っていると思います。費用もそこまで高くないみたいですよ。」と教えていただき、どうせ空いてないだろうけど、と一応見学会を調べました(土曜日のこと)。
そしたら、なんと、翌日の見学会に空きが！！！すぐさま電話し、翌日の見学会を押さえたのでした。
アンダーズのロビーは、虎ノ門ヒルズ1Fから直通エレベーターに乗って51F。エレベーターの位置が少しわかりにくいかもしれませんが、表示も出てるのですぐ見つかります。
ロビーフロアは狭く、すぐ横にはメインダイニング (Tavern) があります。ブライダルサロンはエレベーターを降りてすぐ左手、真っ白な壁の先にあり、ロビーとは全く違う開放的な印象を受けました。ゲストも当日はすぐにこちら側に通されるそうです。
ブライダルサロンは壁一面が大きな窓になっており明るく、高層階ということもあって見晴らしがとてもいいです。毎回打ち合わせするのが楽しそう。担当の方とあいさつをすませ、さっそく会場見学に。
まずはゲストの待合室から。待合室も大きな窓があり、解放感抜群。派手な装飾がなく、木の家具が良い感じです。
専用エレベーターを使用して52Fのチャペルと80名までの会場へ。チャペルは白が基調となっています。写真で見たよりも狭く感じたかな。チャペル外装が銅っぽい感じなので、中と外のギャップがいい感じです。個人的には木の椅子が一番好みでした笑 チャペルはそれ以外覚えてないな・・・
チャペルで挙式後は、Rooftopで参列者と写真を撮ったりできるそうです。雨よけがあるので、雨でもできそう。
80名までの会場であるRooftop studioはオープンキッチン付きの会場。こちらも木と白が基調で、入り口正面の壁一面が窓になっています。窓からはビル群が見えます。周りの建物よりも断トツで高いので、見晴らしは最高です。装飾はほぼなし、床は木のタイルで、緑が映えそうな爽やかな会場です。
一番大きな会場は、100名がmaxのTokyo studio。51Fなので、チャペルで挙式後エレベーターで下がります。こちらは部屋の壁2面が窓になっている最高に開放感のある会場です。壁は白と木が基調で、床はグレー地のカーペット。天井が高く、無駄な装飾が一切ないので高級感があります。
こちらの会場は東京タワーがどーんと見えます！下の写真はこのお部屋から撮影した東京タワー。
東京タワーが大好きな私にはたまらんポイントでした。
会場は全て好みにどんぴしゃで文句なし、料理も多分普通に美味しいだろうし、問題はカメラマン、そして何よりも費用・・・
まずはカメラマンから。アンダーズが提携している写真店は、ユニゾンさんと、La Vie photographyさん。両社のアルバムを見せてもらいましたが、ユニゾンさんの写真が非常に好みだったので、まず1番目の不安材料が消滅。
というか、ここ一番重要ですが、アンダーズは会場装花と料理以外の持ち込みは自由、さらに持ち込み料は一切かかりません。
なんと！素敵！これまで持ち込み料というシステムが納得いかなかった私には嬉しいポイントでした。
ちなみにアンダーズにはブライズルームは無いため、支度はホテルの部屋、ヘアメイクはモッズヘアです。ここは全く気にならず。むしろモッズヘアとかでかっこ良くしてほしい。
希望した日程ではRooftop studioのお部屋しか空いていなかったため (というか、たまたま希望日が空いていたという奇跡)、これまで考えていたよりも15名ほど少ない80名で見積もりを出してもらいました。その結果、トータルでは許容範囲内の金額に (一人当たりの金額はグランドハイアットよりも2万円ほど上がりましたが・・・)。
仮予約できるかなーと淡い期待をしてましたが、そこは人気の式場、仮予約不可でした。会場の雰囲気が私と相方の好みどストライクだったこと、持ち込みが自由で不安材料がなかったこと、見積もり額が許容範囲内だったことから迷いなく契約をしました。いやー、最後まで妥協しないで本当に良かった。
Andaz Tokyoまとめ
【良かったところ】
- シンプルで自然な内装。基本は、白と木が基調。
- 持ち込み料なし。装花と料理以外の持ち込みは自由。
- 50F以上の高層階で周りに同じくらい高い建物がないので、景観が良い。東京タワーが大きく見える。
- 設備が新しく、綺麗。
【気になったところ】
- 新しい式場なため、サービスや進行にぎこちないところがあるのかも・・・という不安がある。
- 駅直結ではない (神谷町、虎ノ門駅から徒歩5~6分)。
- 仮予約ができない。
式場が決定すると、こんなに気分が楽なんだ！というのがよくわかったのでした。
会場見学8-六本木ヒルズクラブ
グランドハイアット見学後、急いで六本木ヒルズクラブの試食付き見学会へ。
本来は5000円かかる試食会だったのですが、伊勢丹ブライダルクラブを通しての予約だったため、無料に。試食内容はイタリアンフルコースでとっても美味しかったです。中でもデザートが最高だったな・・・
テーブルコーディネートも素敵でした。会場の様子はこんな感じ。
高層階だけあって、見晴らしはとてもいいです。夜の披露宴はきっと夜景がきれいなはず！
伊勢丹ブライダルクラブの期間限定特典が適用されたプランを申し込む予定でしたが、あいにく期間内でのこちらの希望日はすでに埋まっていました。特典期間外でも、特典適用時と同じプランは使えませんかね・・・とダメ元で聞いてみると、少々お待ちください、と担当の方が席を外しました。しばらくして担当の方が戻ってくると、大丈夫です、このプランをお使いいただけます、との嬉しい回答が！
いやー、聞いてみるもんだと改めて感じました。もちろん、担当の方の裁量もあるだろうと思うので、運だとは思いますが。ホテルや結婚式場ではないので、見積もり額はこれまで行ったホテルと比べると低かったです。特典使用だとこれまで見学したどの式場より安くなりました。
六本木ヒルズクラブもグランドハイアット東京と同じく、カメラマンの持ち込みはNG。その代わり、グランドハイアットと大きく違うのは、カメラマンが最高だということ(もちろん、グランドハイアットも悪くはないです)。六本木ヒルズクラブ提携カメラマンは、マンダリンオリエンタルの提携先でもあるAnts Weddingさん。この日の見学会ではants weddingからカメラマンの方がいらっしゃり、ケーキカットのポーズなどで何枚か写真を撮ってくれました！後日補正された写真が送られてきましたが、さすがプロは違うなあと・・・六本木ヒルズクラブには写真室がないため、親族集合写真は普通の部屋で撮ります。そこはマンダリンと同じだったので、特に気になりませんでした。
六本木ヒルズクラブは式場ではないため、チャペルは割と簡易的なもの。こじんまりしています。また、挙式時もフロアの半分はレストラン使用の一般のお客さんに開かれています。ゲストとレストラン使用のお客さんは動線が異なるため、鉢合わせることはないそうですが、やはりそこは不安材料かも。さらに、ブライズルームはフロアの一室を代用しています。支度できれば十分なので、問題はないと思われますが・・・
六本木ヒルズクラブは価格面、お料理の美味しさ、景観の良さ、カメラマンなどから最後まで候補に残っていましたが、「ちゃんとしたところで挙式してほしい」という相方のご両親の希望により、見送ることに。個人的にはこちらも立派な会場でしたが、レストランウェディングに分類されるのが気になったようです。説明の仕方が悪かったかなあ。
二次会会場としての使用は最高だと思います。六本木ヒルズクラブも会員以外入る機会はそうないと思うので。
六本木ヒルズクラブまとめ
【良かったところ】
- 駅直結
- 景観がいい。特に夜景が最高だと思われる。
- 料理はイタリアンベースで美味。デザート最高！
- カメラマンも最高。
- 外資系ホテル・結婚式場に比べると低い価格(当然のことながら比べる対象によります)。
【気になったところ】
- 窓から大好きな東京タワーが見えない。
- フロアが貸し切りではない。
- ブライズルームがない。
会場見学7-グランドハイアット東京
伊勢丹ブライダルクラブへ伺い、好みの会場の雰囲気・重視するポイントなどを伝えたところ紹介されたのがグランドハイアット東京と、六本木ヒルズクラブ。両会場ともに伊勢丹ブライダルクラブ特典が付いていたため、迷わず見学予約してもらいました。
見学予約日前後が忙しかったため、1日で両会場を回ることに。六本木ヒルズクラブは試食会付きだったため、伊勢丹ブライダルクラブの方に無理を言ってもらい、両会場の予約を取り付けました。ブライダルクラブの方には本当によくしていただきました。
グランドハイアットはモダンな雰囲気で、装飾バリバリ、ということはなく、どっちかと言えば好みの雰囲気。お目当ての特典付き会場はバジル・アニスという会場で、改装中だったため見学できず。改装後、バジルはオープンキッチン付きの会場になるそう。別にオープンキッチンとかいらないけど、ゲストが驚くポイントが増えるならなお良し、だったのでバジルを第一希望してました。ちなみに窓は無し。
ただ、担当の方にこちらの会場では80人はきついかも、と教えていただいたので、もう少し広いコリアンダーとタラゴンのお部屋を見学。部屋の2面が大きな窓で、解放感があります。100人は収容できるそうです。ただ、両会場とも2階、3階の低層階にあるため見晴らしは良くなく、窓からは横断歩道を渡る人や、向かいのビル、広告などが見えます。景観が良くないことを気にしていましたが、担当の方から薄いブラインドをかけることができますよ、と提案いただきました。外の明るさだけ取り入れて景観は隠せるので、まあ、そっちのがいいかな・・・
上の写真はコリアンダーからの眺め。
コリアンダーのお部屋は、確か床がフローリングで、よりカジュアルな雰囲気。タラゴンは床がじゅうたんなので、より重厚です。個人的にはフローリングの傷が気になってしまいました。
チャペルは写真の通り、荘厳な雰囲気。思ったより広さはないですが、天井からの自然光がいい雰囲気でした。人前式希望の旨を伝えると、クロスは取り外せないと教えていただけました。私達にとってそこは別に問題なかったので、チャペルの雰囲気は◎。
お料理は、成約後に試食できるとのことでした。実費でも試食できれば良かったんだけど・・・写真で見た感じおいしそうで、選択肢も割と豊富。ドリンクはフリードリンクでした。料理・ドリンクも特に問題なく。
ただ、一番気になったのは写真のこと。グランドハイアット東京では、カメラマンの持ち込みが一切できません。できるけど、披露宴会場外の撮影はNG、つまりロビー、チャペル、有名な滝の絵の前などでの撮影はできません。ホテル専属のカメラマンが上手ならば問題ないのですが、アルバムを数個見せていただいてもお任せする気にはならず。ホテル専属カメラマンさんの中からカメラマンは指名できますか？と伺ったところ、今後指名できるようにはしますが、今現在は不可との回答が。ええー！なんじゃそりゃ。せめて持ち込み認めてよ・・・
後日他のカメラマンさんから伺ったところ、グランドハイアット東京ではホテルのイメージを保つために、決まった箇所での決まった撮影しかできないとのこと。なので、外部のカメラマンを入れてホテルのイメージが落ちるような写真を撮られないよう持ち込みを認めていないそうです。もしそれが事実であるとすれば、私にはなかなか同意できない考え方でした。
グランドハイアット東京さんは最後まで候補に残っていましたが、カメラマンの件がでっかく心に引っかかっていたので結局キャンセルしました。私のわがままを聞いてくれた相方には本当に感謝。
見積もりを見た感じでは、ネームバリューほど高額ではなかったので、写真撮影さえ気にならない方ならとてもいい会場なのではないかと思います。
グランドハイアット東京まとめ
【良かったところ】
- 駅から近い。雨が降っても濡れない。
- 料理の選択肢が割と豊富。
- プラン料金があるため、そこまで高額にならない
【気になったところ】
- カメラマンの持ち込み不可。
- 大きな窓からの景観が良くない。特に、近隣ビルの貸し広告の看板は目立つ。高砂席の後ろにでかでかと見えるため、披露宴会場内で写真を撮ると、間違いなく背景に移り込んでくる。
担当の方は親身になってこちらの要望を聞こうとしてくれていましたが、カメラマンの件が一番ネックだったのでキャンセルしました。
6会場を見学後の状況とやりたいことの変化
結婚式の準備を開始する前に私が結婚式に求めていたことは、
- 神社での神前式
- 緑の多い会場
- ゲストとゆったりした時間を過ごす
- 料理が美味しいこと
でした。
それが、6会場を見学した後に大きく変化したことは、
- 神社での神前式→チャペルでの人前式(ウェディングドレスで)
- 緑の多い会場→ホテルやレストランでの挙式もいいなあと思い始めていたので、特に緑にはこだわらなくなりました。
上記の気持ちの変化が起こった理由は、和装で緑の多い場所で写真を撮りたい！という私の希望が、和装でのロケーション前撮りで簡単に叶ってしまうとわかったためでした。前撮りした方が時間もたくさんあるし、好きな場所で撮影できるから尚良し◎
その代わり、挙式はドレス着用の人前式で。
和装ではなくドレスでも問題なし！と思った大きな理由は、衣装代のこと。
これは後ほど書きますが、結婚式費用を自分たちで負担することになったため、今まで考えていたような白無垢→色打掛→ドレス、なんて贅沢は到底できず、お色直しは無しにしてドレスだけにしようと、と私が決めたためでした。
彼はお色直ししたければしていいよ、と言ってくれましたが、お色直しをするとゲストと過ごす時間が減ることや、着物を前撮りでたくさん着ることも考えるとやっぱり私には必要なし。だってこれで70万円くらい違うんだもん・・・全然お色直しなくていいよ！
その代わり、ドレスはお気に入りのものを着ようと決めました。2 wayのドレスで、挙式と披露宴の印象を変えるのも素敵だなーと思ったり。
6会場見学後、マンダリンさんで式を挙げることを私も彼もほぼ決めていました。そのことを私の両親に伝えたところ、私がまったく予想していなかった、とっても色々なことがあり(笑)、私たちは自分たちで結婚式費用を出すことに決めました。大層なことを書いているようですが、超ふつうのことです(笑)。みんな自分たちで出しているし、やっぱりそうしよー、と。
その時点で、マンダリンさんとペニンシュラさんは会場候補から外れました。残念！やっぱり一人あたり6万円超えは厳しいなあ・・・
彼と相談した結果、一人5万5000円くらいなら出せるね、ということになりました。マンダリンさんでもできなくはないのかもしれませんが、やはり豪華な会場でやるからにはド派手にやったほうが素敵だと思うし、他に私たちの予算でしっかりできる会場も他にあるはずだ、と思い、一からこの予算に合う会場を探し始めました。
自分たちの予算に合った会場で式を挙げたほうが、等身大の私たちらしいとも思い始め、会場選びがより楽しくなったような気がします。しかも自分たちの費用でやるとなると、いかにコストを抑えて質の良いものを探すか、みたいなゲーム性が出てきてより真剣になりました(笑)。
そんな中出会ったのが伊勢丹ブライダルクラブ。伊勢丹ブライダルクラブの特典が適用される会場では、通常よりもお得なプランがあったりします。どれくらいお得になるかは時期にもよるようです。伊勢丹ブライダルクラブについては後述します。
やっと決まったー！と思っていたけど振り出し。会場見学、あともう少し続くのです。
会場見学6-パレスホテル東京
みんなのウェディングを見て、その素敵な内装に惹かれたパレスホテル。
気持ちはほぼマンダリンさんに傾いていましたが、一応行ってみるかと下見に行きました。
まず行って驚いたのは、ロビーの大きな窓！ロビーの大きさ自体はそんなに広くないのですが、大きな窓があるおかげで室内は明るく、また、窓から皇居のお堀や緑が見えるため開放感がありました。下見に伺ったのが土曜日だったこともあり、ロビー内は結婚式に参列される方たちがたくさん・・・
ブライダルサロンに行ってもたくさんの人がいるのに驚きました。新しくなって、素敵なホテルだもん。やっぱり人気なんだなー。
アンケートに答え、担当者の方と一般的な話をした後、さあいよいよ会場を回るのかと思いきや、ここでiPadが登場。「パレスホテルの歴史についてのムービーです」とのこと。ヘッドフォンも渡され、彼と二人で見てみると・・・この動画、10分以上ある(笑)。しかもクオリティが低い・・・これ絶対自分たちで作ったよね？と思うようなビデオ。内容は、パレスホテルの沿革。すでに大体知っていたし、単調でつまらないので飛ばして見ました。
その後担当者の方が戻ってきて、いよいよ会場見学かと思いきや、今度は紙の資料を使ってムービーのおさらい。えー、さっき動画で見たじゃん！あの時間は何だったの？
全体を通して、担当者の方の説明は非常にくどく、その日の下見には合計4時間かかりました。これはこの担当者の方が特別だったのかな？ただ、他の方もムービー視聴後に紙での説明を受けていました。
会場見学では、チャペルと神殿、山吹のお部屋を見学しました。神殿・チャペルは木の香りがして本当に素敵。両方とも写真を撮るのにぴったりな場所がいくつもあります。個人的には、チャペルは大きな窓のせいでゲスト席から新郎新婦の写真を撮ると逆光になってしまうことが気になるけど。きっとそこはプロの方が上手にしてくださるでしょう。
山吹のお部屋は、大きな窓のホワイエもあり、いい感じにこじんまりしていて私は好きでした。会場は横長で、ゲストと新郎新婦の距離が近いです。ただ一つだけ気になったのは、ホワイエを、隣接する会場と共有するというところ。
もちろん披露宴開始時間は被らないので、受付の際、ホワイエで隣接する会場のゲストとこちらのゲストが混ざることはありません。しかし、ホワイエの奥の会場からお手洗いなどで披露宴会場を出ると、隣接する手前の会場の窓の前を横切ることになります。
つまり、手前の会場を使用すると、隣接する奥の会場のゲストが丸見え。
奥の会場は別宴会出席のゲストに見られることはありませんが、こちらのゲストが他人の披露宴を目にすることに。
・・・細かいことかもしれませんが、他人が目に入ると現実に戻ってしまう気がして、私は気になりました。その他の点に関してはパーフェクトな会場なのですが。
パレスホテルさんで素晴らしいと思ったことは、皇居の緑と丸の内のビル群が両方見え、非常に東京らしい雰囲気が感じられること。そして何より、パレスホテルさんからはビルの企業広告がいっさい見えず、写真に写りこまないのです！それによって現実感の薄い写真を撮ることができます。最高！！写真をたくさん残したい私にとっては、この点かなり高評価でした。
さらに、パレスホテルさんでは結婚式のコンセプチュアルカウンセリングを受けることができます(有料ですが)。自分はあまり興味なかったのですが。。。
パレスホテルさんでは一日の組数が多いため、ロビーや待合室は混み合った印象がありました。ここもちょっと気になった点。
あと、パレスホテルさんには仮予約がありません。空いている日を伺ったところ、山吹のお部屋は比較的空いているようでしたが、希望したほとんどの日にちが成約済みでした。葵西のお部屋に関しては、来年の12月まで埋まっているようです・・・さすが人気ホテル。10か月前は遅かったかー。
とりあえず仮予約したい旨を伝えると、本日中に決断していただきたい、と言われました。空いている日が仏滅しかなかったため、両親と相談したいと伝えたところ、今回だけ特別に、一旦契約手続きをし、その後一週間成約金納入を待つ、という形でお部屋を押さえていただくことができました。成約金納入前のキャンセルであれば、そのまま無料で契約解除できるそうです。
仏滅しか空いていなかったことや、担当者の方の雰囲気から今回はこちらの会場を候補から見送りました。ハードが非常に素晴らしいホテルだっただけに残念です。お料理の評価も高いので、お食事だけしに来たいな、と思いました。
パレスホテルまとめ
【良いところ】
- アクセスがいい
- 設備がすべて新しくきれい・おしゃれ
- チャペル・神殿が幻想的
- 景観が素晴らしい
- 写真撮影スポットがたくさん！
【気になったところ】
- 一日に扱う組数が多いためか、忙しい雰囲気 (ロビーが少し狭いため、他の式に出席するゲストが忙しなく移動しているように見えた)
- 人気会場なので、かなり前から会場を押さえる必要がある
- 説明が長い・・・(これは担当者にもよる可能性があります)
